令和の時代がはじまりました。
 あけまして おめでとう ございます。令和の時代も我が園をよろしくお願い致します。
 
 とは言え、何か変わったかと聞かれれば、何も変わらずの日々が続いております。
 10連休(我が園は9連休)も終わり、その疲れか何となく世の中の流れがまったりしています。
 ところで日本は全職種で人手不足になってきています。当然保育士も確保が非常に難しくなってきており、1年中保育士さんを探しているのが現状です。今年度より多量の外国人労働者の受け入れを国が決定しましたが、保育士への扉は開かず、この先の運営が不安ではあります。昨年度末もある園が保育士の退職に伴う補充が出来ず、3・4・5歳の受け入れを中止することになりました。当然3・4・5歳の入所児はいたわけですから、その子たちを市内の園に無事転園させることで出来、何とか決着はつきましたが、明日は我が身という感じをどの園も持っています。今後保育士確保が出来ず、縮小や廃園といううことも起こり得る状況の中、今後の保育園の在り方を早急に考えないといけない時期でもあるように感じます。少子化の中ある程度の危機感はあったのですが、子ども園の増加、企業型保育所の増加、大都市圏からの求人の増大等で保育士の獲得競争が激化しているのも大きな要因と考えられます。そして本年10月から幼児教育無償化が始まれば、当然子どもを預けたい親は増え、ますます保育士の確保は難しくなると感じられます。ただ国としては2030年には目に見えて学齢前人口が減って来るので、それまでの間は小手先の調整でしのごうとしているのが見え見えでもあります。
 また、アメリカのシンクタンクが2030年には日本の職種の約6割がAIにとって代わり、人がいらなくなると報告をしています。そうなればAIに変われない仕事である保育士のなり手は増えるかも・・・という淡い期待もありますが、それまで現状の保育状況が持つかどうかは未知数です。
 そう考えると、平成の時代は災害の時代と言われた時代ですが、令和の時代は国の仕組みやあり方が大きく変わってしまう時代かもしれません。今までの固定概念や常識と言われるものが全く通用しなくなるかもしれません。ある面江戸時代から明治時代に移った時と同じことが起こるのではと感じています。
 また先にも書きましたが、外国人労働者の受け入れが拡大されるという事は、保育園の対象児も国際的になるということです。山口市の山口大学の近所の保育園には山口大学の留学生の子ども達がいっぱいいます。そこの園長が、「宗教によって食べて良い物と食べてはいけないものがあり、給食は大変」と言っていました。また、「生活の在り方や作法も国によって異なり、日本のやり方を押し付けることは出来ず何かと問題は多い」とも言ってました。聞けば聞くほど大変さを感じます。しかし外国人労働者は都会だけの話ではなく、田舎でも介護職に多くの外国人労働者が入って来そうなので、対岸の火事のようにはならないようです。日本は長く単一民族を続けて来ましたので、全国民が意識を変え、外国人労働者の方々を理解する努力をしないと、必ずいろんな問題が発生しそうです。外国人の子どもを受け入れることは言葉の問題だけではないという事を認識する必要があります。そう考えると、保育界も難しい時代に入りつつあることを冷静に受け止める必要があります。
 隣の家の住人は他国の人、という時代はもう目の前にあるのだと思います。
 このHPの訪問者の皆様の、職域や生活環境、子育て環境が、令和という大きな変化の時代に取り残されないことを切に祈っております。
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