令和4年度も最後になりました。
 前回この蘭を書いたのが4月ですから1年ぶりです。
 実は令和5年度より園長が交代します。
 長い間このHPに訪問して頂いたたくさんの訪問者の皆様に感謝し、お礼申し上げます。
 今後このHPを誰が更新していくのかについては、しばらくは私のボケ防止の為に私が続けますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 私がみどり保育園に所属して40数年が過ぎました。また園長として30数年やってきました。今回園長を退くことになって昔を思い出すことが多くなりました。そんな中今感じていることを書いてみました。
 時代の変化というものは人も変えていくものです。時代というものは基本的に文化の変化でもあり、その文化の中で生きている人間は、その文化によって次第に変わっていきます。昔は当然と思われていたハラスメントしかり、世間から白い目で見られていたジェンダーしかりで、時代と共に人の意識や社会のあり方も変わってきました。変わって良いこともたくさんありますが、変わってはいけない事もたくさんあるように感じています。しかし、変わってはいけないと思う事も変わってしまったことも多くあるように感じます。我々の保育の世界においては、子育ての考え方、親としての考え方も残念ながら大きく変わってきたように感じます。昔は良かったと言うことは簡単ですが、昔に時代が戻れるはずもなく良き時代を求める事自体が無意味なことであり、時代に沿ってもののあり方も変化していくしかありません。ただ、子どもの育ちというものは人間発祥の時代から変わらないものですから、その変わらない育ちを新しい時代の中でどう守るかということが重要に感じます。手段は変わっても結果としては変わらないことが必要で、時代の変化のせいで子どもの育ちが遅れたり変わったりしないようにすることが大切に感じます。とにかく子どもの育つ過程や発達の流れは全く変わっていないのですから、それに対応する手段は変わりません。
しかし時代の変化により適切な手段が出来ない面も発生しているように感じます。その出来なくさせている原因の一つが共働きの増加です。現在日本において労働年齢の全世帯の75%以上が共働きだそうです。(その分保育園や子ども園の仕事の幅や責任が広がっているのですが・・・・)このことで親が子どもにかかわれる時間が減少してしまったのは事実です。
2つ目の原因は娯楽が増えたことです。テレビやスマホ等親を独占してしまうものの発生により、ますますこどもとのかかわりの時間が減少してしまっています。
 この2つの大きな原因が子どもとのかかわりを減少させています。よって生活時間の中で子どもにかかわる時間を意識して作り出さなければならない時代になっています。
これを打破する為には子どもとのかかわりの重要性を世の親たちに認識してもらう必要があります。
 私も園の毎月の園だよりに40数年子育ての重要性や正しいあり方、子育ての方法、注意事項等を書き続けてきました。そんな中「こんな事を一生懸命保護者の為に書き続けていてどの程度効果があるのだろう。もしかしたら私の自己満足や単なる遠吠えでしかないのかもしれない」と感じることも数多くありました。でもそんな中保護者の一人でも読んで頂いて、家庭での保育がほんの少しでも変わってもらえればそれでいいのではと感じながら40数年が過ぎました。
 子どもとのかかわりは絶対なくしてはならないことです。時代が変わろうが何が変わろうが決してなくしてはならない子育ての基本なのです。今後も形や方法は変化してもこの基本だけは訴え続けたいと思っています。
 今回の更新を最後に園長の独り言は終了と言うことになります。今までお世話になりました。

 みどり保育園 園長 今川元治
 
コンテンツに戻る
えんちょうの     独り言